302.ビタミンCと私(その2) 2016.3.19
皆様 米翁宙悠です。
前回のメールの後で、「そんなに大量で胃を悪くしませんか」、「原末で 胃が具合悪くなりませんか」との個別メールをいくつか頂きました。
私はほぼ40年間、ビタミンC原末1日1回~3回、多い時は6回摂取して きましたが、1回も胃を悪くしたことはありませんし、数年に一回の胃カメラ
検査でも異常はずっと無かったです。
そして、この話の出典は、何冊かの書籍を参考にしていますが、主たる 本は薬学博士生田哲(いくたさとし)著「ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ
がんに効く」(講談社+α新書)838円によるものです。
そして、その中で米国の大学病院や医療研究機関で数百人から数千人 規模のビタミンCの検証試験で、1日数グラムから百グラム以上の量を
かなりの期間与え続けても何の副作用も現れていないことが、複数の 検証試験の結果から報告されていることが書かれています。
そして、がん患者については延命効果と気分の安定が顕著である旨も 述べられています。 この本の巻末に内外の31の参考文献、論文が掲載されてます。そして、
本の中身も単なる話ではなく、たくさんの出典が書かれたデータと医学的、 薬学的記述が多く、194ページの小冊子ですが論理的思考を好む人向きの本だと思います。
実際、私の場合でもこの3年間、ひどい夜間頻尿に悩まされて、いつも 睡眠不足気味で昼寝が欠かせませんが、この3月の初めから1日20g、
時には25gぐらい摂取し始めてから、気分爽やか、昼間も眠気はあまり 感じなくなりました。
体内の各臓器はもちろん血液中にもビタミンCが満ちに満ちているので、 他の体内の腎臓又は肝臓でブドウ糖からビタミンCを合成できる動物と
同じように、常に活性酸素からの攻撃から細胞が守られているのもその 益の一つかなと思っています。(この意味からも野生動物には成人病が 無いのでしょうか)
現代において、これだけのビタミンCを食材ののみから摂取するのは、不可能と思いますが、一方ゲルソン療法は大量の野菜果物を中心にした食事療法なので、体の隅々まで、各種ビタミン・ミネラルそして抗酸化物質で飽和状態にして、がんを治癒していくところは、一脈もに二脈も通じていると思います
次回(その3)では、「がんとビタミンC」についてメールしたいと思います。