310.がんとビタミンC(その8)      201604.16

 

ランチの会の皆さま         千葉県の米翁です。

今日はビタミンCと活性酸素のお話です。以前活性酸素について一度メールして
いますので、重複している部分もあるかと思いますが、再度同じことも書きます。

 最近では老化の最も大きな要因の一つが活性酸素で害(働き)であり、動脈硬化による血管病も(悪玉)LDLコレステロールが悪いのではなく、それを酸化させる活性酸素が動脈硬化を引き起こす本当の要因であることが一般にも認識されてきていますね。

 がんの元凶も活性酸素が細胞の構成物質を酸化させ遺伝子を傷つけ変形させることから起こると説明されています。

 ですからこの活性酸素をできるだけ無害化し、又は本来私たち動植物に備わっている抗酸化システムを体内で常態的に活性化させるかが老化を遅らせ、病気を予防し軽く終わらせ、がんからの生還そして天寿を全うするまで、元気に共存できるかのカギとなると私は思っています。

 さて、その活性酸素の1日に体内で発生する量ですが、呼吸で体内に入った酸素の2%が活性酸素になると云われ、その量は生田博士によると年間2㎏ということですから1時間に230mgになり、その分子(O2)の数は分子の大きさ重さから考えても天文学的な数になりますが、吸気と呼気の差から容量から計算すると1日14㍑1時間に約600mlの活性酸素が体内で次から次と発生しているわけです。

 これらはいわば肝細胞と全細胞の三分の一を占める赤血球を除いた細胞内の膨大な数のミトコンドリアから産生される活性酸素という産業廃棄物です。
 そして、成人病のほとんどの病気の原因は活性酸素の元凶と言われています。

 暴飲、食べ過ぎ、激しい運動、連続する精神的ストレス、環境の悪化等々によって、活性酸素の数は、跳ね上がります。
 これらの膨大な数の活性酸素に対抗し無害化する酵素は本来生体内に充分備わっているわけですが、加齢と共にその機能は低下していきます。

 さらに人類には活性酸素を無害化する最大の味方のビタミンCを体内で産生する4段階目の酵素が欠けているので体内をビタミンCで満ち満ちにして活性酸素を消すことができません。。なので体外からビタミンCを大量に摂る必要があると思い、私は実験的に1日25gのビタミンCを20回位に分けて小刻みに摂り続け細胞内に、血管内にビタミンCを常に満ち満ちている状態にしているつもりです。
 
 ビタミンC自体に抗酸化の働き、直接細菌やウィルスを殺す働きがありますが、NK細胞など免疫細胞の活性を高めることも報告されていますので、その辺のことも、自分の血液検査で確かめたいと思っています。

 がん細胞を死滅させるためには、ビタミンCの血中濃度が経口摂取の100~200倍の350~400㎎/dl以上にする必要があり、高濃度ビタミンC点滴を1回50g以上で数十回以上行う必要があるとのことなので、私としては資金面の観点から計画を練り直していますが、いずれにしても何らかの形で、永続的にトライしたい手法ではあります。


 その他に、活性酸素を中和し水(H₂O)にしてしまうのには水素がありますが、外部から水素を取り入れる他に、腸内の細菌に水溶性食物繊維を適度に与え続けて、大量の水素を体内で発生してもらう活性酸素対策もありますが、これも加齢とともに水素発生量が減ってきますので、私は水素発生カプセルと水素ガス吸引で対処しています。  この辺のことはホームページで。

 最後に、最近の私のメールで健康増進クリニックの水上先生から私の療法(手法)の組み合わせについて120点満点だと云われたことは、たまたま先生のお考えの手法とわたしの組み合わせが同じ方向だったので、そうおっしやっただけで、星野先生から見れば30点以下かも知れないし、別の療法の先生からは60点と言われているかもしれないので、誤解のないように受け止めてください。

 現実にゲルソン療法で奇跡の生還や崖っぷちから10年、15年以上と延命に成功されている方も大勢いらっしゃることに確信を持ち、あまりぶれないで「いいとこどり」でお互いに情報を交換し合いながら明るく元気に生きて行きましょう。
 先の茨城県下妻市のMさんのボタン園を楽しむのも素晴らしい活性酸素対策と捉えることもできますね。
 楽しい連休の祝日でありますように。