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 低放射線ホルミシス療法「ラドンミスト温湿浴」による免疫力向上をめざして

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(1) 免疫力向上をめざして

 

 がんを克服するための最終的な力は手術でも高放射線量の放射線治療でもなければ、抗がん剤でもないことはがんと闘っている方たちの9割の人は分かっていると思います。体力であり、免疫力が最終的にがんに打克つ力となり、免疫力の復活がなければ最終的ながんからの生還は果たせないことに異論を唱える人はいないと思います。私もどうしたら免疫力を強くできるのか、何をもって数値的に免疫力の力を確認できるのか、それを探っていきたいと思い、日々情報を求めて、自分の体を使って試行錯誤で闘病5年目に入ったところです。

 

  その一つが2016年6月より始めた蒸気に溶け込んだラドン (ラドンミストという)をラドンルームで1時間ほど吸い込み続けて、自分の体の隅々までの細胞に刺激と活性を与えて、免疫力をつける方法の実践です。詳しい理論と仕組は後のところで述べますが、これに至った私の原点は、20年前の私の妻の5年に渡る重度の膵臓炎で毎日苦しみぬいていたのが、玉川温泉の3週間に渡る湯治の末、元気いっぱい、オーラを発散しながら帰宅したこと、そしてそれを機にドンドン病はよくなり、1年後には全く痛みを感じなくなったという身近な例を思い出し、強い関心を呼び起こされました。

 

  そして、東京市ヶ谷駅近くにある健康増進クリニックでまず水素カプセルを飲んでそれから高濃度ビタミンC点滴をしつつ、ラドンミスト吸入器でラドンも同時に吸い込み、相乗効果で免疫力を上げ、がんを抑え込むことに成功しつつある感触を得て、9月から半年間ほど試験的に継続治療し2017年4月より本格的にしていく算段をしているところです。

 

 << ホルミシス臨床研究会所属の医師によるクリニックの

        ラドンルームでの薬理学的要素の説明の抜粋>>

 

 このホルミシス臨床研究会所属のクリニックでは東京市ヶ谷の健康増進クリニックや郡山市の富永医師のロマリンダクリニックも中心的に活動され、複数のクリニック、鍼灸院が全国に展開しています。

 

①細胞の酸化を抑制する酵素グルタチオンオキシターゼの活性を

 高める。

②酸化した細胞を元に戻すSODの活性を高める。

③免疫細胞であるヘルパーT1の活性を高める。

④細胞の修復を補助しがん細胞のアポトーシスを促すP53抑制遺

 伝子の活性高める。

⑤セロトニンの活性を抑制し、β―エンドルフィン(鎮静作用)の

 活性高め、アドレナリン(活性作用)の活性を高める。

⑥メチオニンエンケファリン(鎮静作用ホルモン)の活性を高め

   る。

 

 このほか、たくさんの論文が発表されていますが、おいおい

 必要に応じて紹介していく予定です。

 

 私は健康増進クリニックの医師の管理の元でのラドンルーム (これはオーストリアのバドガシュタイン療養洞窟の4万4千ベクレル/m3の放射線と同じ強さの放射線を維持) を一カ月に2回の利用し、さらに自宅近くのラドンミスト岩盤温泉を週2~3回午前中を使ってラドンを吸い込んでいます。近くの岩盤浴の方は民間管理ですので、1時間で0.12ミリシーベルトということですので、月10回として1.2ミリシーベルト、年間ベースで14.4ミリシーベルトですので、私は年間150~200ミリシーベルトまでは時間をかけてゆっくり浴びる分には、健康に良いと考えていますし、理論的、医学的、疫学的に納得していますので、全く心配していません。

 

 それよりも、胸部レントゲン撮影や、CT撮影の方が短時間の瞬時に4~15ミリシーベルト浴びるので、複数回、連続で受ける方がよっぽど怖いし、大容量の検査被ばくは短期間・複数回数は可能な限り避けています。

 レントゲン撮影やCT撮影の前後では、水素カプセル、水素ガス吸引、ビタミンA・C・E、夜はメラトニンは欠かせません。そしてホルミシス療養の後では、刺激を受けた細胞が修復のための時間が必要です。細胞は常に一時も休まず一つの細胞につき1日100万回の修復活動をしていますので、これを助けるためにも弱い放射線を浴びた後は余計な活動はしないで休息を取った方が良いといわれます。篠浦脳神経科医師は、黙想・瞑想がベストと言っています。

 検査撮影をした後はなおさら修復のためのビタミン等と休息が必要です。

 

 ランチの会の会員である福島のHさんから高濃度ビタミンC点滴についていろいろな情報を頂いていていますので、そのうちにこのホームページにいろいろ情報を織り交ぜて活用させていただきたいと思っていますが、ここでは郡山の患者の会の仲間内では低線量のホルミシス効果はみんな信じていて、ラドン温泉に行ったり、ラドングッズを買い求めて体に当てて自己治癒力の向上を図ったり、いろいろ情報を活発に交換し合ってたくましく闘病している様を知らさせていただいて、この件に関しては心強く励まされました。 

 そして、この章を書くに当たって参考にさせていただいた書籍は次の通りです。

 

①医師が勧めるラドン温湿浴 放射線ホルミシス臨床研究会編 

                                                   川嶋 朗 医師 監修 徳間書店

②放射線ホルミシスの話 藤野 薫 編著 せせらぎ出版 

③医師がすすめる低放射線ホルミシスー驚異のラドン浴療法」

  LOCUS MOOK放射線ホルミシス臨床研究会編

④驚異の「ホルミシス」力 都立駒込病院 篠浦 伸禎 

             脳神経外科部長     太陽出版

⑤正しく知る放射能 アメリカの放射線緊急対応マニュアル付き

              Gakken 刊

⑥「放射能は怖い」のウソ 電力中央研究所名誉顧問 

         服部禎男 著 ランダムハウスジャパン刊  

 ⑦  安保徹の「三大免疫力」  (1)温め療法 (2)免疫力を高める

          睡眠法 (3)ホルミシスによる免疫回復力 

 

(2) 「ホルミシス療法とはにつづく